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Châteaux / Créations

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Accueil | シャトー・ド・リコー

シャトー・ド・リコー

AOC カディヤック・コート・ド・ボルドー

- シャトー・ド・リコーは、ボルドー市の南、カディヤック市近郊に位置し、多様性に富んだ豊かな土壌を享受しています。アラン・ティエノ氏は、同シャトーのポテンシャルとその建築美に魅せられ、1980年にシャトー・ド・リコーを買収します。2007年、ドゥルト社チームの高い専門性をともなう組織力を支持し、シャトーをゆだねる決断をくだします。ルーピアック地区を代表するドメーヌとして復活を果たすこと、また、最高級ワインと肩を並べるコート・ド・ボルドーを生み出すことを目標に掲げ、シャトーの再興事業がスタートしました。- パトリック・ジェスタン

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ドメーヌ・ディレクター
Frédéric Bonnaffous
ワイナリー責任者
Bruno Marlet
面積 : 71 Ha
土壌タイプ
圏谷状に広がるワイナリー。生産棟の北側には、土壌表層部および下層部とも粘土質・石灰質。下層深くには粘土の脈が走っています。ワイナリー東側および北西側の丘陵部には、深度のある礫質の台地が2つ形成されています。

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Histoire Château de Ricaud

シャトー・ド・リコーはこれまでおよそ40年間ティエノ家の所有に置かれ、ネオゴシック様式の瀟洒なシャトー本館を囲む庭園には樹齢300年の木々が生きています。シャトーの歴史は15世紀にまで遡り、当時はベルナール・ド・ラマンサンス騎士の所有にあった「リコー」の邸宅にガストン・ド・フォワから貴族の称号が与えられます。当時のシャトー建物は1650年、エペルノン公爵によって破壊され、1674年からはフランソワ・ド・フルーリエの手で再建が図られます。現存する建物へとようやく整備が進むのが1897年。ヴィオレ・ル・デュクの改修作品にインスピレーションを受けた建築家アルフォンス・ブラキエールによってネオゴシック様式へと修復されます。1882年から1910年の期間、ウィリアム・ウェルス氏によって約30ヘクタールのブドウ畑がリコーに整備され、その後、息子モーリス氏も精力的に品質向上に取り組みます。この地で生産されるルーピアックワインは、1897年当時からすでに、ロンドン、ブリュッセル、そしてパリにおいて数多くのメダルを授与されています。1954年にモーリス・ウェルス氏が亡くなって以降、静かに一線を退いていたかのような同シャトーを、1980年、アラン・ティエノが買収します。同氏はパリの某有名レストランで1929年のルーピアックワインを楽しむ機会に恵まれ、すっかりその魅力にとりつかれてしまったのです。

Terroir Château de Ricaud

シャトー・ド・リコーのブドウ畑は圏谷状に地続きに広がっており、同地方でも有数の好条件が備わった丘陵に位置しています。水はけの良さと理想的な日照を同時に享受できる環境です。テロワールの良さをさらに生かすことを目的として、2007年から大規模な投資計画を推進。土壌表層および下層部に関する精緻なマッピングデータを作成し、その結果、50タイプほどのそれぞれ特徴あふれる土壌を含む、アペラシオン・カディヤックの中でも傑出した多様性を誇るテロワールの存在が証明されました。また、45ヘクタールの畑を引き抜き、31ヘクタールの畑に関しては、品種と台木の最適なペアリングを熟考した上で植樹を行なっています。また、もともと高いポテンシャルが認められていた区画ではその能力はさらに高まり、ブドウ品種本来の魅力を最大限に引き出し、極めて品質の高いワインをセレクトする作業が可能になりました。ドメーヌの北側、「Lieu dit Les Quints」と命名された区画は、下層部に粘土の脈層が走る粘土質・石灰質の上質区画で、自然に水分調整が効く畑でもあります。このような早熟傾向のテロワールは、みずみずしいアロマを特長とするメルロの栽培に特に理想的です。敷地の北西部と東側には氷河期末期にガロンヌ河の流れによって堆積された礫で形成されたふたつの丘が広がっています。東の丘は他区画に比べて高い密度で礫が覆っており、これはワインに色味の濃さと複雑性をもたらす最上級のプティ・ヴェルドが生まれる土壌です。西の傾斜部の礫層は浅めで、カベルネ・ソーヴィニヨンの熟度を高めるに理想的な環境がつくられています。セミヨンは小川あるいは森に近い丘の低地で栽培されています。これは、湿度の高い環境で栽培することで、ルーピアックワインの生産に欠かせないボトリティス・シネレアの繁殖を促進させるためです。テロワールの良さを引き出し、常にさらなるエクセレンス(秀逸)を追求する... これらの理念を基に、ドゥルト社チームはシャトー・ド・リコーにおいてワインづくりに取り組んでいます。

Viticulture Château de Ricaud

1995年以降、ブドウ畑と環境とのバランス維持を心掛けた統合農法を採用し、畑管理に取り組んでいます。新たに整備した区画の植樹密度はいずれも1ヘクタールあたり6900本と、アペラシオンの中では高めの数値で、収量よりも果実の凝縮性と品質を重んじた栽培方針です。畑管理は区画の特性に合わせて入念な作業を実施しています。耕耘、有機堆肥、最適な剪定法の採用、芽かき、カベルネ・ソーヴィニヨンには副梢処理、そして二度にわたる除葉(初夏には暑さから房を守るために東側を、晩夏には熟度を進ませるために西側を作業します)。その他にも着色中間期には不均質に実っている房を除去する作業を必要に応じて実施しています。

Vinification Château de Ricaud

赤ワイン用ブドウの収穫は、区画および土壌タイプごと、ブドウの熟度が最適レベルに高まったところで行なっています。シャトー・ド・リコーの蔵設備には、作業中に果実の風味を損ねることがないよう、何度となく改良が重ねられています。温度制御システムの完全化に加えて、形も容量も異なるタンクを設置してロットごとの個別醸造に対応。区画ごとの特性を生かした醸造が可能になりました。ルーピアックワインに関しては、完璧にボトリティス化したブドウ果粒のみに厳選するために手作業で連続収穫(トリ)を実施し、樽内で醸造および育成・熟成を行なっています。



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